自宅で使用しているノートパソコンの動きが遅い、立ち上がるまでに相当な時間がかかる。
そんな悩みはありませんか?
パソコンのスペックや使用している期間によって、パソコンは徐々に遅くなっていきます。
今回は、パソコンが遅くなる原因をお伝えします。
CPUのスペックが低い
CPUとは、中央処理装置のことで、仕事を処理するスピードを表します。
数字が大きいほど、処理するスピードが速くなるといえます。
Intel(R)Core(TM)i5-8250U CPU @ 1.6GHz
メーカー | Intel(インテル) |
名称 | CORE-i5-8250U |
世代 | 第8世代 ノートパソコンモデル |
処理速度 | 1.6GHz |
このCPUの処理能力が少ないと、のちに、パソコンの動きが遅くなる原因となります。
そのため、パソコンは処理能力の高いものを使いましょう。
安かろう悪かろうではありませんが、値段によって性能が顕著に表れるのがパソコンです。
メモリー不足
メモリーは、机の広さを表します。
大きければ、大きいほど机が広いため、いろんなソフトやアプリを並行して使っていても問題なくパソコンは動きます。
しかし、このメモリーが小さいと机が狭いことになります。
狭いということは、さまざまなアプリやソフトを起動することによって、机の上に本がたくさん開いている状態となります。
本と本が重なり合うことで、作業効率が悪くなります。
机が狭いと、作業を行う上で、効率が悪くなり、よってスピードも遅くなります。
メモリーもある程度、容量の大きいものを選びましょう。
HDD、SSDの容量不足
ハードディスクやSSD(ソリッドステートドライブ)は記憶できる容量の大きさを表します。
大きいほど、記憶できるという意味です。
基本的に、ノートパソコンは1つしか記憶媒体を積んではいないのが基本です。
Cドライブとは、OSが入っている記憶媒体のことを指します。
一般的に、
- 256GB
- 512GB
- 1T(約1,000GB)
などが、あります。
動画やデータを大量に保存する場合は、512GB以上のノートパソコンを選びましょう。
容量がいっぱいになると、パソコンは動かなくなります。
よって、ある程度、余裕をもったノートパソコンを使用しましょう。
そもそも、ネット回線が遅い
当然ですが、パソコンとルーターを無線で繋ぐより有線で繋いだほうが早いです。
タスクマネージャーを開くと、速度を見ることができます。(ctrlキーとaltキーとdeleteキーを同時押し)
インターネットでパソコンを繋いでも、処理する能力はCPUによって大きく違ってきます。
光ファイバーのインターネットを整えても、パソコンのスペックが悪いと処理能力も下がります。
よって、高速のインターネット環境を整えることは前提ですが、パソコンも高速処理に対応できる処理能力の高いパソコンを積むことが必要です。
パソコンが古い
パソコンは、常にOSのバージョンアップを行っています。
つまり、毎週更新作業があり、データが蓄積されていきます。
何もしなくても、自動更新のため、徐々にHDDやSSD内にデータが溜まっていきます。
古りデータに新しいデータが積み重なるイメージです。
パソコンの耐用年数は、おおむね8年と言われています。
よって、車と同じく経年劣化する製品なので、末永く使うことはできません。
また、OSのバージョンも新しいものに対応していく必要があるため、ある程度、新しいものを使い続ける必要があります。
さいごに
チェックする項目としては、
- CPUの種類とスペック
- メモリーの大きさ
- SSDのある程度の容量
- インターネット環境とそれに対応できる処理能力
- パソコンの使用年数
です。
良いスペックの例としては、
- CPUはCORE i5以上
- メモリーは16GB以上
- SSDは、データの保管する量によって決める(256GBか512GB)
- ネット環境は光、パソコンも高速処理できるスペックを選ぶ
- なるべく最新のものを使う(OSも最新のものを推奨)
です。
パソコンの処理が遅いとストレスにもなります。
サクサク動く、ある程度良いものを選びましょう。