ホームページの役割と有効活用するには正しい組み立てが必要になります。
ホームページは会社の顔です。
正しく情報発信できなければ、持っていても宝の持ち腐れになります。
ホームページは新規顧客を獲得するただのツール
まず、ホームページの大きな役割は新規顧客を獲得するためのツールに過ぎないということです。
あなたのホームページを見に来る人には、通常2つのタイプがあります。
- 新規顧客になるであろう見込み客
- 既存のお客様
です。
ほとんどの既存のお客様は、営業時間や予約、定休日が気になる程度と言えます。
理由は、ずでに店舗に足を運んで雰囲気を理解しているからです。
既存のお客様はすでに来店し、すべてを知っているため、ホームページを見る必要がほとんどありません。
よって、ホームページを見に来る人の大半は店舗に来たことがなく気になっている人と言えます。
ホームページを作る場合、『まったくあなたのお店を知らない人』に向けて作成する必要があります。
ホームページは自社の情報をアピールする媒体
ホームページは、新規顧客を獲得するために作成することが大前提です。
さらに、
- お知らせ
- 新規情報
- 自社の強み
- 自社の知識
など、情報発信を行う場所です。
また、店舗と同じ常に最新の状態で保つ必要があります。
SNSと連携させたほうが拡散が早い
ホームページには、SNSボタンを実装できる場合があります。
- line
など、ソーシャルネットワークシステムに情報発信ができると、拡散力が強まります。
デザインよりも品質を重視する
ホームページによっては、綺麗な画像ばっかりがメインにあって、説明文がなかったり、画像スライダーやアクション文字が多くみられることも多々あります。
見た目のデザインを重視し、お金をかけて作り込んでも集客は難しくなります。
理由は、『ホームページを見に来る人は、情報を求めているのであって、美術館に来ているのではない。』のです。
綺麗なデザインが見たければ人は美術館に行きます。
大事なのは、『言葉』といえます。
画像は言葉で補えない部分を補足するものであって、大切なのは言葉です。
操作性に優れたページが理想的
パソコンの利用者は圧倒的に少なく、今はスマホからの検索者がほとんどです。
よって、基本的に縦長のホームページが好まれます。
理由は、スマホのディスプレイが縦長だからです。
言葉を表現する文字にも同じことが言えます。
長文の文字は、検索ユーザーに実は不向きです。
スマホ表示では非常に読みにくい文体となります。
行間を空け、一文一文当たりの行数は短いほうが読みやすくなります。
一文は最高でも60文字程度に抑えましょう。
また、検索者に特に読んで欲しい部分は、ホームページの前方に配置する必要があります。
- 営業時間
- 定休日
- 料金
- サンプルページ
- お客様の声
など、重要な部分はすぐに見てもらえるように配置位置を努力する必要があります。
ホームページでやってはいけないこと
- ホームページ制作業者に丸投げ
- デザイン重視で作る事
- 更新しないこと
- 新規顧客の取り込みを考えないで作る事
- 格安で作る事
- ホームページを広告費と考えないで作る事
- ホームページは自動で集客する資産と考えないで作る事
ホームページを何も考えず作成すると、誰にも見られない状態となります。
Web上にゴミを撒き散らすことと同じになります。
ホームページは、『新規顧客の獲得のためにある』と覚えましょう。
さいごに
ホームページは、既存のお客様は見る必要がありません。
理由は、すでにお店を訪ねているからです。
制作する場合は、あなたのことを全く知らない人がホームページを訪れていると思って作り込む必要があります。