広告費をかけているのにまったく集客や売り上げにつながらない。
正しく費用を投資しなければ努力が無駄に終わります。
広告費は、お店の商品やサービスを知ってもらう大切な費用です。
正しく広告費をかけて集客を達成しましょう。
広告には種類がある
広告費と言っても、紙媒体の広告とWeb媒体の広告に分けられます。
双方にメリット、デメリットがあります。
紙媒体の広告一覧
折り込みチラシ
新聞と同時にチラシの折り込みやポスティングが該当します。
メリットは、必ず1回は目を通すことです。
紙媒体は、お客様に必ず手に取って見てもらえる、いわば先制攻撃型の広告費と言えます。
新しい商品を作っても、他の人はその事実を知りません。
よって、広告費を削減すると売上の減少に直結します。
デメリットは、1回限りでチラシは捨てられれば終了となります。
地域ビジネスを行っている場合、近所の方に知ってもらえるチャンスになります。
新聞
新聞の中枠に広告を出す方法です。
枠の大きさによって料金が変わってきます。
メリットは、新聞購読者の広告枠閲覧者には伝えることができます。
デメリットは、1回限りという弱点があります。
地域情報誌
地域情報誌には無料と有料のものがあります。
メリットは、地域情報誌購読者には宣伝ができる効果があります。
クーポンなどがあればさらに目に止まりやすくなります。
デメリットは地域雑誌購読者だけにしか閲覧されないことです。
有料地域雑誌に限っては、有料で購入している方のみとなります。
押し込みチラシ、新聞と同様に1回限りとなります。
既存の顧客にダイレクトレスポンスマーケティング
すでに何回か店舗に来られているお客様に対し、ダイレクトにチラシを配る方法です。
店舗を知っているため、リピーターになりやすいと言えます。
当然、興味がある商品なら買います。
リピーターを飽きさせない手法で効果が高い紙媒体広告と言えます。
バスや電車に交通広告（ポスター掲載）
ポスターを作り、公共交通機関へ掲載し、お客様に見てもらうことで集客を目指す方法です。
ポスター掲載中は、集客ができる効果があります。
ただし、他の紙媒体と比べ高額になる傾向があります。
Web媒体の広告一覧
SNS活用
- line＠
を利用し、情報発信する方法です。
基本的には無料ですが、SNS内で広告を掲載したり、アカウントを増やせば有料となります。
投稿には『ハッシュタグ』を使用し、世界中に発信することができます。
紙媒体とは違い、削除しなければ永久的に残るのがWeb媒体のメリットといえます。
地域Webサイトに投稿
地域密着型のWebサイトを運営しているところにお知らせとして有料で掲載する方法です。
各SNSと連携していればさらに拡散し効果を発揮します。
Webサイトに投稿するため、維持管理費が必要になる場合があります。
また、投稿サイトは規模によって扱っている投稿ジャンルが複雑になるため、検索エンジン上で上位表示は難しい場合があります。
SNSとの連携している有料サイトへの投稿が効果的と言えます。
ポータルサイトに登録（有料、無料）
例えば、
- エキテン
- ぐるなび
- 食べログ
- レティ
- ホットペッパー
などにお店を登録する方法です。
ポータルサイトは、大企業が運営していることもあり、規模も大きめです。
検索エンジン上でも上位表示している可能性が高いです。
初めは無料登録からスタートし、効果が見込めれば有料登録も選択としてありでしょう。
MEO（Googleマイビジネスの充実）
最もWeb媒体で強力なものがMEO（マップエンジン最適化）です。
Googleマイビジネスの充実のことです。
会社情報の掲載がほぼすべてをできます。
さらに全部オーナーが一人で行えるシステムで無料です。
SNSはアプリ利用者だけですが、MEOは検索エンジン利用者全員です。
スマホの利用者が顧客ターゲットになるので効果は抜群といえます。
口コミ、写真（30枚以上）、360°写真を投稿し魅力的にお店をアピールすることができます。
簡単なホームページなら無料で作ることができます。
有料ホームページ制作
ホームページの役割は、新規顧客をお店に連れてくることです。
既存のお客様は店舗をすでに知っているため、ホームページを閲覧しません。
情報を調べようと見に来ているユーザーは新規顧客の場合がほとんどです。
よって、ホームページの作りも、全く初めてお店に来る人を想像して作る必要があります。
『地域名+お店のジャンル名』で検索エンジン上位表示ができれば集客が期待できます。
例えば、
- 福島市 ラーメン
- 福島市 シュークリーム
- 福島市 整骨院
- 福島市 ケーキ
などです。
広告費は弱者の選択、強者の選択がある
むやみやたらに広告費をかけても、戦略が無ければ無駄に終わります。
計画的に広告費をかける必要があります。
少額で広告費を効果的に利用する順番としては、
- Googleマイビジネスで投稿機能による商品やサービスの掲載
- 街頭でのチラシ配り、クーポン券の発行
- SNS運用
- 折り込みチラシ作成、投函
- プレスリリース、新聞、地域雑誌への取材掲載
- インターネットによるリスティング広告
- ホットペッパー、ぐるなび、レティ、食べログなどポータルサイトへの登録
- 有料ホームページ制作
- 新聞、雑誌、地方情報誌に広告掲載
- バス、電車など公共交通機関へのポスター広告
- ラジオ、テレビCM
があります。
上から無料ででき、数字が大きくなればなるほど高額になります。
広告費が売上につながらない原因7つ
- 1種類だけの広告に頼っている
- 広告費を抑えようと、小額で広告している
- Googleマイビジネスを利用していない
- SNSを活用していない
- 自社のホームページを使って情報発信していない
- 費用対効果を考えずに広告費を使っている
- 近所に織り込みチラシを配っていない
があります。
さいごに
広告費を削減したい気持ちは分かりますが、効果的にしっかり使わなければ売り上げ減少に直結します。
広告費は投資として捉え、売上アップでカバーできれば結果的にOKという考えを持たなければなりません。
広告費は無駄やぼったくりということではなく効率よく使って初めて効果を発揮します。
