集客ができないホームページには特徴があります。
ホームページは情報発信する媒体です。
更新は当然の事、ただ持っているだけでは意味がありません。
デザイン重視
![デザイン](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/design.jpg)
最もやってはいけない事が、デザイン重視でホームページを作成することです。
検索者は、美術館に来ているわけではありません。
情報を求めてホームページを訪れています。
つまり、欲しいのは情報。
文字です。
また、検索者の8割がスマホから訪れています。
よって、スマホの小さいディスプレイにデザインはあまり必要ないと言えます。
デザインよりも今は操作性が優先です。
自社のホームページをパソコンで確認していませんか?
パソコンのディスプレイは大きいため、スマホとの表示方法が違います。
パソコンで検索している方は全体の2割程度しかいないのが現状です。
よって、見た目のデザインに惑わされると集客ができない原因の1つになります。
お客様が欲しいのは、デザインではなく情報です。
情報発信していない
![情報発信](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/transmission-of-information.jpg)
ホームページの事やインターネットの知識がないために、操作方法が分からずそのまま放置しているホームページを多く見かけます。
ホームページは実店舗と同じです。
新しい情報があれば常に更新する必要があります。
ホームページは情報発信する媒体なので広告費として扱う必要があります。
のちにその広告費は、Webから人を集めてくるホームページ代に変化するため、立派な資産となります。
- 新商品の案内
- お知らせ
- 新しいビジネスの案内
など、変化があればその都度、変更する必要があります。
ホームページは作って終わりではなく、作ってからがスタートです。
店舗と同じくメンテナンスが必要になります。
コンテンツが少ない
![コンテンツ](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/content.jpg)
ホームページに必要なのは、コンテンツ(情報)です。
文字による情報発信です。
画像だけのホームページよりも文字だけのホームページの方が集客力があります。
理由は、画像だけでは何を言いたいのかが分からないからです。
画像を見ればイメージはつかめるかもしれません。
しかし、あくまで予測であって事実とは異なる場合があります。
文字によるコンテンツが無ければお客様には伝わりません。
自分のビジネスの沿革や概要だけを説明し、肝心なコンテンツを掲載しなければお客様は知ることができません。
会社の情報をホームページ上で伝わるような作りを構成しましょう。
ジャンルがバラバラ
![ジャンル](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/category.jpg)
本来、会社によって1つのことを突き詰めている企業もあれば、多角的に経営している企業も存在します。
インターネット上では、1つのことをとことん極めて行うのが1番と言われています。
複数のビジネスを展開している場合、
- ホームページを分ける
- 独自ドメインのサブドメインを使う
など、1ビジネスごとに分けるのが良いとされています。
理由は、客層が違うからです。
欲しいものがお客さんによって変わるため、客層に応じて対応する必要があります。
ホームページには一貫性を持たせる必要があります。
無料ブログを使用している
![無料ブログ](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/blog.jpg)
ホームページを格安のものや無料ブログで運用している方が多く見られます。
無料ブログは、本来は別の会社のサービスであり、他社のサービスの上で運営していることになります。
無料ブログのメリットは、
- お金がかからない
- 形が最初から決まっているので作りやすい
- 操作が簡単
- デザインも既存のであれば無料
などがあります。
一方で、デメリットは、
- SEO(検索エンジン最適化)できない
- 検索エンジンで上位表示しない
- スマホ対応になっていない場合がある
- デザインが古い
などがあります。
特にSEOで不利な点が多く、集客ができない原因の1つです。
ホームページには、有料の物を使用しましょう。
ホームページに投資をして、SEO上位表示させて集客して稼ぐのが理想となります。
SEOしていない
![seo](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/search-engine-optimization.jpg)
SEOとは、Search Engine Optimizationの略称で『検索エンジン最適化』を意味します。
上位表示する要素は、Googleのアルゴリズムにより判定され、項目は200以上あると言われています。
上位表示させるには、検索窓に入力される『キーワード』が必要になります。
Googleで無料提供しているキーワードプランナーを使うと知ることができます。
各キーワードの月間検索数はお客様からの需要を意味しています。
よって、市場の需要に応じてホームページを作る必要があります。
ホームページの更新頻度や画像圧縮、メタタグ設定、暗号化、パーマリンク設定、などなど多岐に渡ります。
業者に丸投げ
本来、ホームページの更新はオーナー自らが行うものです。
業者に作ってもらいその後、丸投げでは、無駄なお金を毎月捨てていることになります。
ホームページは更新型が正しい使い方です。
自信が分からないがために業者に丸投げでは、お客様の集客チャンスをわざわざ逃しています。
店舗同様に維持管理は自身で行うことが必要です。
スマホ対応になっていない
![スマホ](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/smart-phone.jpg)
スマホ対応のホームページの事をレスポンシブデザインと呼びます。
レスポンシブデザインとは、デザインの事ではなくホームページのシステムの事を言います。
見ているデバイスの画面幅に応じて、デザインが切り替わるシステムになっています。
レスポンシブデザイン未対応のホームページは、パソコンもスマホも関係なく同じ大きさで出力されます。
よって、スマホからの検索時に文字がとても小さく表示されます。
検索者の事を考えると、とても相手に不快な思いをさせていることになります。
検索者のほとんどがスマホからであるため、スマホ対応のホームページを持つことが大切です。
暗号化されていない
セキュリティー向上のためホームページには暗号化が必須となっています。
ホームページのURLの初めが、『https』が本来の暗号化されたホームページを意味します。
暗号化することをSSLと呼びます。
![ssl,暗号化](https://ay-net.jp/wp-content/uploads/2019/05/ssl.jpg)
完全SSL化した場合、httpsの前に鍵のマークが付きます。
お問い合わせ欄やホームページを使って外部と通信する場合、暗号化をしておかないと入力した個人情報が盗まれる危険性があります。
安全性を保つためにも暗号化(SSL化)をしておく必要があります。
ユーザー目線になっていない
極論を言えば、自己中心的なホームページの事です。
自身や会社の情報を掲載することは当然ですが、『果たしてそれはお客様に必要なのか?』という事になります。
日記や、検索ユーザーに関係のない記事はご法度です。
検索者が知りたい情報と会社が伝えたい情報は違います。
売りたい物と売れる物が違うことと同じように、両者の考えに違いがあります。
検索者の欲しい情報が書いてあり、読まれるページが読まれる良いホームページになります。
よって、おもてなしではありませんが、スマホ検索で訪れた方を正しく案内するようなホームページを作ることが理想的な形となります。
さいごに
本来、ホームページとは新規顧客の獲得のためにあります。
すでに一度、足を運んでいる既存のお客様はホームページを見ることは限りなく少ないです。
集客ができないホームページには必ず原因があります。
検索者目線のホームページを作らなければ、集客は難しくなります。
ユーザー目線に優れたホームページは、自動でお客様を連れてくる営業マンと同じ。
広告費として投資したものが、のちに資産となって返ってくると言えます。