ワードプレスはSEOに強いと言われており、ホームページを作成するのにとても優秀なCMSです。
世界の約3割のWebサイトはワードプレスを使い、構築されています。
慣れてしまえば、操作も簡単でカスタマイズ性も豊富です。
今回は、ワードプレスでホームページ作成に必要なことをお伝えします。
ワードプレスで作成する前に準備するもの
まず、準備するものは、
- レンタルサーバー(データベース必須)
- 独自ドメイン
- テンプレート
- パソコン
- インターネット環境
です。
レンタルサーバーは土地、ドメインは住所、ワードプレスはホームページの構築方法、テンプレートは外観と思っていただくと良いでしょう。
ホームページを作成する手順まとめ
順番を説明すると、
- レンタルサーバーを契約する(エックスサーバー、さくらのサーバー、ロリポップなど)
- 契約したレンタルサーバー内で独自ドメインを取得する
- 取得した独自ドメイン用のデータベース(MySQL)を作成する
- 作成したデータベースにログインするデータベース用アカウントを作成する
- ワードプレスをデータベースにインストールする
- ワードプレスにログインし、ここからホームページ構築が初めてスタート
になります。
レンタルサーバーを契約する
有料でホームページを作成する場合、必ずレンタルサーバーを借りる必要があります。
Web上に文章や画像など、ホームページのデータを常に置いておくためです。
24時間稼働させておかないと検索ユーザーからのアクセスに対応できなくなります。
例として、レンタルサーバーのエックスサーバーのマニュアルを掲載しておきます。
レンタルサーバーは、必ずデータベースが利用できるものを借りるようにしましょう。
ワードプレスは、必ずデータベースが必要になります。
独自ドメインを取得する
レンタルサーバーを借りた後は、独自ドメインを取得する必要があります。
独自ドメインとは、ホームページの住所のようなもので『名前』をローマ字や数字を入れて取得します。
このサイトのドメインは、
ay-net.jp
です。
自分で選べるのが、『ay-net』の部分です。
重複しなければ自由に取得することができます。
『.jp』は日本専用のトップドメインで、他に、『.com』や『.net』『.xyz』『.biz』『.shop』など複数あります。
日本語ドメインは文字化けするから注意
日本語ドメインとは、〇〇〇〇.jpの、『〇〇〇〇』の部分が日本語で表示されているドメインのことです。
実は、日本語ドメインはおすすめできない理由があります。
理由は、文字化けするためです。
リンクや紹介ページに掲載する際、日本語は文字化けします。
独自ドメインとは、世界共通の住所です。
よって、文字化けしない英数字を使って取得すると良いでしょう。
日本人には分かりやすいですが、外国から見ると分かりづらいといえます。
データベース(MySQL)を作成する
独自ドメインを取得後は、レンタルサーバー内にデータベース(MySQL)を作成します。
ワードプレス単体は無料で利用することができますが、データベースにインストールしないと利用することができません。
よって、ワードプレスのインストール前に利用するデータベースを作成する必要があります。
データベース用アカウントを作成する
次に、データベースを作成したら、データベースにアクセスするデータベースアカウントを作ります。
新たにアカウント名とパスワードを設定します。
このアカウント名とパスワードが、ワードプレスにログインするアカウントとパスワードになります。
ワードプレスをデータベースにインストールする
データベースとデータベースアカウントを作成したら、いよいよワードプレスのインストールです。
独自ドメインとデータベースを連結させ、ワードプレスをインストールしましょう。
ワードプレスにログインしホームページ制作を開始
ワードプレスのインストールに成功すれば、あとはデータベースのアカウントとパスワードを使いログインします。
ログインができれば無事にホームページの立ち上げは成功と言えます。
基本的に、レンタルサーバーは初めのワードプレスをインストールするときだけに利用します。
インストール後は、更新や記事投稿はすべてワードプレス内で行うことができます。
テンプレートはワードプレスにログイン後に使用する
テンプレートとは、ホームページの見た目、つまり外観を整えるために使用します。
有料と無料がありますが、機能性、操作性に優れたホームページの場合は有料のテンプレートをおすすめします。
金額は、およそ8,000円~25,000円程度が相場です。
操作方法は、
- ワードプレスを開き、左端の項目にある『外観』をクリック
- テーマの『新規追加』をクリック
- パソコンで保存しているテンプレートを選択
- 『有効化』をクリック
で完成となります。
テンプレートによって、『親テーマ』『子テーマ』がある場合があります。
この場合は、
- 『親テーマ』を先にインストールして有効化する
- その後、『子テーマ』をインストールし有効化する
で完成となります。
投稿ページと固定ページを使いホームページを構築する
1番苦戦するのは、ワードプレスをレンタルサーバーにインストールすることです。
少しでも間違うと、画面が真っ白になったり、表示されなかったりとトラブルになります。
ワードプレスで作り込む前に行っておくと良い初期設定は、
- 常時SSL化
- パーマリンク設定
- プラグイン設置
- カテゴリー設定
- タグ設定
- お問い合わせフォーム設置
- プライバシーポリシー設置
- ヘッダー、フッター設置
などがあります。
さいごに
ワードプレスは、ホームページを制作するのに最も利用者の多い無料のCMSです。
世界シェアの約3分の1と言われています。
それだけ扱いやすいシステムと言えます。
有料のレンタルサーバーと独自ドメインを取得すれば、あとは自由に利用することができます。
更新もお知らせが自動で届くので非常に便利です。
SEOに強いワードプレスを使いホームページを作成してみてはいかがでしょうか。